2018年 9月 の投稿一覧

旅行業務取扱管理者試験のおすすめの参考書・問題集

旅行業務取扱管理者試験では民間の検定のように公式のテキストはありませんので、市販のテキストのなかから自分にあったものを購入することになります。

参考書は一冊買うとして、問題集も一冊買うようにしましょう。それぞれ数千円しますが、受験料を考えると、本を必要な分買って一発で合格するのが一番安上がりです。

問題集については、過去問はインターネットでダウンロードして印刷できますし、問題の解説も検索するとだいたい出てきます。やってみると結構手間ですし、テーマごとに勉強ができないのでおすすめはしませんが、面倒くさくない場合には、過去問は買わないというのも手です。

参考書・問題集は、実際に書店へ行き何冊か読んで決めるようにしましょう。自分が苦手そうな科目(例えば旅行地理)を、並んでいる本で読み比べてみて、一番わかりやすいと思った本を買うと間違いがないでしょう。

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国内試験用参考書

国内用のテキストはそれほど多種類ありません。

私のおすすめは、次の児山寛子さんの本です。全体的にわかりやすく解説してありますが、特に地理のページには、地図のイラストを使った説明があり、他の本よりも覚えやすいです。

問題集は、どれでも良いですが、解答が外せる使い勝手のよいものがおすすめです。参考書とは異なった視点からの解説がある方が参考になりますので、あえて参考書と同じシリーズで買わないのがよいと思います。

その方法に従うならば、国内用の参考書に児山寛子さんの本を購入した場合は、国内用の問題集には次のユーキャンの本がおすすめです。問題に「重要度」が載っているのが良いです。解答解説は別冊になっています。

総合試験用参考書

総合用の参考書には、次のユーキャンの本がおすすめです。速習というタイトルですが、652ペーシとボリュームがありますので、通読するのに時間はかかります。しかし一通りのことが載っていますので、試験で変わった問題が出ても安心です。特にJRの運賃料金、国際航空運賃の計算が詳しいです。本当かどうかは分かませんが、書店での売上は1位だそうです。

 

総合用の問題集には次の本がおすすめです。本当は他のシリーズだと良いのですが、他の本は解説が離れていて見にくかったり、テーマ別の本になっていて何冊も買わなくてはならなかったりしますので、これがよいと思います。

通信教育

通信教育は確かに自分で本を買って勉強するよりもお金がかかります。しかし、勉強のペースをコントロールするのが容易になりますし、わからない所は質問することができますので、完全な独学に不安がある方にはお勧めできる選択肢です。

一発合格しやすくなると考えると、一年後に受験する手間と費用がいらなくなるわけですから、それを考えると必ずしも費用が高いとは言えません。

 

旅行業務取扱管理者試験の独学と科目ごとの勉強法

独学できるか

十分独学が可能です。「国内」資格は、学生の合格者が半数程度いることからもわかるように、旅行代理店で働いた経験がなくても資格を取得することは大いに可能です。

「総合」資格は、「国内」資格よりも難易度が上がりますが、それでも十分独学が可能です。なお「総合」資格でも、大学生の合格率は平成28年度で19.0%あります。さらに16-18歳(高校生)の合格者は平成28年度に54名いて、合格率は17.5%です。

人にもよるとは思いますが、だいたい国内は3ヶ月、総合は半年程度こつこつ勉強をすることができれば、合格圏内に入ることは可能です。そのため、国内は6月上旬まで、総合は4月上旬までには勉強を開始すると良いです。週末しか勉強出来ない場合は、3ヶ月は余分に余裕を見て開始するようにしましょう。

あまり早く開始しても忘れてしまいますが、まずはやる気になったら旅行地理などの実務の勉強を開始し、試験が近づいてきたら法規の勉強を開始するのがおすすめです。

一人でこつこつ勉強するのが苦手な方は、通信教材を活用すると勉強のペースを維持することができてよいです。家の近くに講座を行っているところがあれば、お金はかかりますが、通学するのもよいでしょう。

科目ごとの勉強法

旅行業法・各種約款

旅行業法、各種約款などの法規問題は、過去問の類似問題しかでません。そのため、過去問を何度も練習すれば、確実に点数を取れるようになるでしょう。

「総合」試験においても、法規科目以外が免除された人の合格率は、平成28年度で68.2%、平成27年度で72.3%と高いです。旅行業法、約款問題を攻略するのは容易だと言えます。

条文には問題に出やすい部分と出にくい部分がありますので、わざわざ条文を通読する必要はありません。

国内・海外旅行実務

問題となるのは、こちらの実務問題でしょう。勉強には時間がかかりますから、余裕を持って勉強するようにしましょう。問題数は法規よりもこちらの方が多いですし、過去問と類似の問題もそれほどでません。

地理を覚えるのが苦手という人と、料金計算が苦手という人に分かれると思います。

旅行地理

地理が得意でない人は、Webを利用して、文字だけではなく写真などと一緒に地理を覚えるとよいです。そうすると地域についての印象が強くなり、より記憶しやすくなるでしょう。

また、覚えるときには、手で紙に書き込んで覚えるようにします。

例えば、次のサイトの白地図を利用すると良いです。世界地図の方は、画質が少し粗いので地域ごとに印刷します。

[白地図(都道府県)無料ダウンロード http://happylilac.net/sy-sirotizu.html]

[世界地図 http://www.sekaichizu.jp/]

その白地図に、歴史上の人物や温泉などそれぞれテーマを決めて、調べた内容を丁寧に書き込んでいき、まず一つの地図を作ります。これを自分の正解用地図とします。

なお、どのようなテーマを選んだらよいかわからない場合は、まず過去問をいくつか解いてみて問題の傾向を知るようにしましょう。過去問に出たキーワードが入る地図を作るようにします。

そして次からは、新しい白地図を使い、何も見ずに書き込んでみましょう。初めはほとんどわからないかもしれませんが、それで問題ありません。わかるところまで書いたら、初めに作った正解用地図をみながらわからない所を埋めます。

これを何度も繰り返すと、だんだん書けるところが増えてきます。いつも書けない苦手な所がでてくると思いますが、そこを通勤・通学時間を使って繰り返し確認するようにして、得意な所に変えていきましょう。

時々過去問を解いてみて、力がついていることを確認しましょう。

また料金計算が得意な場合には、そちらで確実に点数を取るようにすれば、地理の正答率は低くても合格ラインに達することができます。そのため、試験直前になったら地理の勉強はそこそこにして、料金計算の勉強に集中するという方法もありです。

料金計算

算数・数学が得意でない人は、料金計算で苦労するかもしれません。

料金計算は、まずはともかく計算方法を参考書で時間をかけて学習しましょう。そして、問題を解くときは、計算する条件をしっかりと読み込む注意力が必要です。入湯税には消費税はかからないなど、各問題でキーとなる条件が入っています。参考書を使って、計算する上での条件を一通り覚えた上で、過去問などでキー条件を意識しながら計算練習をするようにしましょう。

さらに、計算を終えた後に問題文を再びざっと読んで、見落としている条件がないか確認する癖をつけましょう。