Panasonicのスチーマーは、持ちやすいことや、プレスアイロンとしても使える2way機能が人気です。今回は、プレミアムモデル「NI-FS70A」とハイスタンダードモデル「NI-FS60A」の違いについて詳しく解説します。
違い
NI-FS70AとNI-FS60Aはどちらも2024年度発売の機種です。違いは次の点にあります。
- スチーム量
- 立ち上がり時間
- スチームボタン
- タンク容量
- アイロン面素材
違いについて詳しく見ていきます。
型番 | NI-FS70A クレイベージュ | NI-FS70A カームブラック | NI-FS60A サクラ | NI-FS60A カームグレー |
---|---|---|---|---|
参考価格 | ¥14,300〜(2025/01/23 14:03) | ¥14,850〜(2025/01/23 14:03) | ¥9,639〜(2025/01/23 14:03) | ¥10,380〜(2025/01/23 14:03) |
スチーム量の違い
NI-FS70Aは、スチーム量が約15g/分と高めであるのに対し、NI-FS60Aは約13g/分となっています。スチーム量が多いほどシワを効率よく伸ばせるため、特に厚手の衣類やシワが強い素材を頻繁に扱う方にはNI-FS70Aがおすすめです。一方、NI-FS60Aはスチーム量がやや少なめですが、一般的な衣類のシワ伸ばしには十分な性能を持っています。
プレミアムモデルであるNI-FS70Aは、より強力なスチームを求める方に最適です。一方で、日常使いのコストパフォーマンスを重視する方にはNI-FS60Aが向いています。
- NI-FS70A: 約 15 g/分
- NI-FS60A: 約 13 g/分
立ち上がり時間の違い
立ち上がり時間にも差があり、NI-FS70Aは約17秒で使用可能ですが、NI-FS60Aは約19秒です。この2秒の差はわずかに思えるかもしれませんが、忙しい朝などでは短い起動時間が大きな利便性を生み出します。
すぐに準備を整えたい方には、NI-FS70Aが適しています。一方、少しの時間を気にしない方であれば、NI-FS60Aでも十分満足できるでしょう。
- NI-FS70A: 約17秒
- NI-FS60A: 約19秒
スチームボタンの違い
NI-FS70Aのスチームボタンは静電タッチ式で、かるく触れるだけでスチームを出すことができますが、NI-FS60Aはプッシュ式でしっかりとボタンを押す必要があります。
スチームを出し続けるには、ボタンも押し続ける必要があるため、軽い操作でスチームを出せるNI-FS70Aがおすすめです。
- NI-FS70A: 静電タッチ式
- NI-FS60A: プッシュ式
タンク容量の違い
NI-FS70Aのタンク容量は約130mLと大きく、NI-FS60Aの約115mLを上回っています。これによりNI-FS70Aはスチーム量が多いながらも、NI-FS60Aと同じ約8分の連続使用が可能で、給水の手間が減ります。
どちらの機種も、多くの衣類を一度にスチームしたい方や、面倒な給水を避けたい方におすすめです。
- NI-FS70A: 約 130 mL
- NI-FS60A: 約 115 mL
アイロン面素材の違い
NI-FS70Aのアイロン面素材はセラミックコートで、NI-FS60Aはシルバーチタンコートです。セラミックコートのほうが滑りが良く耐久性にも優れています。これにより、衣類に負担をかけずスムーズな操作が可能です
アイロン台を使ったプレスアイロンとしての使用機会も多そうだという方には、滑りの良いアイロン面素材を採用したNI-FS70Aがおすすめです。
- NI-FS70A: セラミックコート
- NI-FS60A: シルバーチタンコート
おすすめはどちら?
厚手の衣類やシワが強い素材を扱う場合
厚手のジャケットやウール素材、デニムなどのシワをスムーズに伸ばしたい方には、NI-FS70Aがおすすめです。スチーム量が多く、強力なスチームが衣類の奥深くまで浸透し、短時間で効率的に仕上げることができます。
日常使いでコストパフォーマンスを重視する場合
日常的にシャツや薄手の衣類を扱う程度であれば、NI-FS60Aが最適です。コストを抑えつつ必要十分な機能を備えており、軽い使い心地が魅力的です。
忙しい朝に素早く準備を整えたい場合
起動速度が短いNI-FS70Aは、朝の時間が限られている方に向いています。特に、スチーム量の多さと併せて、忙しいシーンでの利便性を最大限発揮します。
比較表
型番 | NI-FS70A (プレミアム) | NI-FS60A (ハイスタンダード) |
---|---|---|
おすすめの方 | 衣類をしっかり、手軽にケアしたい より優れた機能でスマートに使いたい 洗練されたデザインで気分をあげたい | 衣類を手軽にケアしたい 大容量タンクでたっぷり使いたい さまざまな素材をお手入れしたい |
スチーム量(平均) | 約 9 g/分(MED時) | 約 15 g/分 (HIGH時)約 13 g/分 (HIGH時) 約 9 g/分(MED時) |
持続時間 | 約 8 分 (HIGH時) 約 13 分(MED時) | 約 8 分 (HIGH時) 約 11 分 30 秒(MED時) |
立ち上がり時間 | 約 17 秒 | 約 19 秒 |
スチームボタン | 静電タッチ式 | プッシュ式 |
アイロン面素材 | セラミックコート | シルバーチタンコート |
タンク容量 | 約 130 mL | 約 115 mL |
型番 | NI-FS70A | NI-FS60A |
参考価格 | クレイベージュ: ¥14,300〜(2025/01/23 14:03) | サクラ: ¥9,639〜(2025/01/23 14:03) |
参考価格 | カームブラック: ¥14,850〜(2025/01/23 14:03) | カームグレー: ¥10,380〜(2025/01/23 14:03) |
共通機能
自動ヒーターオフ機能
安全性の面では、両モデルとも自動ヒーターオフ機能を備えていますが、性能に差はありません。60分使用しない場合にヒーターが自動で停止するため、安心して使用できます。
どちらのモデルも、安全面で妥協したくない方におすすめです。
温度調節機能
温度調節機能では、NI-FS70Aはドライアイロン使用時に3段階調整が可能で、衣類に応じた適切な温度設定ができます。一方、NI-FS60Aは同じく3段階調整が可能で、こちらも差はありません。
温度調節に関しては、どちらも熱に弱い素材の衣類を扱う方にもおすすめできます。
まとめ
Panasonicのスチーマーシリーズは、家庭用として高い性能と使いやすさを兼ね備えています。その中でもNI-FS70AとNI-FS60Aは、それぞれ異なるニーズに応じた選択肢を提供しています。NI-FS70Aは、スチーム量や起動速度、操作ボタンなどの性能が優れており、特に厚手の衣類を扱う方や、忙しいシーンで効率を重視する方に向いています。一方、NI-FS60Aは、日常使いでコストパフォーマンスを重視する方に適しており、軽い衣類や短時間の使用に十分な機能を備えています。
参考文献
- パナソニック(Panasonic)
- 価格¥14,300(2025/01/23 14:03時点)
- Amazonで口コミ・レビューを見る
- パナソニック(Panasonic)
- 価格¥14,850(2025/01/23 14:03時点)
- Amazonで口コミ・レビューを見る
- パナソニック(Panasonic)
- 価格¥9,639(2025/01/23 14:03時点)
- Amazonで口コミ・レビューを見る
- パナソニック(Panasonic)
- 価格¥10,380(2025/01/23 14:03時点)
- Amazonで口コミ・レビューを見る