LevoitのCore 400SとCore 300Sの違いを比較して、わかりやすくまとめました。どちらもアプリ連携や自動運転に対応する定番モデルです。ただし、対応畳数や清浄スピード、タイマーや表示の細かさに差があります。あなたの部屋サイズと使い方に合わせて選びやすいように整理しました。
1行結論
Core 400Sは「広い部屋を速くきれいに」。Core 300Sは「小さめの部屋で静かに省電力」。20畳を超えるリビングはCore 400S、ワンルームや寝室はCore 300Sがおすすめです。
違いはここ
項目 | Core 300S | Core 400S | 差 | 一行説明 |
---|---|---|---|---|
外観 | ![]() | ![]() | どちらも円筒デザイン | |
適用床面積 | 20畳(33 m²) | 32畳(53 m²) | +20 m² | 400Sは広い空間までカバー |
清浄時間(8畳) | 13分 | 9分 | -4分 | 400Sが速い |
風量(CADR目安) | 3.49 m³/分 | 7.37 m³/分 | +3.88 m³/分 | 400Sは倍以上の吐出量 |
サイズ・重量 | 22×22×36 cm、2.7 kg | 27.4×27.4×52 cm、5.0 kg | 大きく+重い | 300Sは置きやすい |
消費電力 | 3.3–15 W | 3–24 W | 上限+9 W | 400Sは最大時の電力が大きい |
タイマー | 2/4/6/8 h | 1–12 h(1時間刻み) | 自由度↑ | 400Sは細かく設定可 |
表示・センサー | 本体は色リング表示のみ(数値はアプリ) | 本体にPM2.5数値表示あり | 数値表示あり | 400Sは数値で把握しやすい |
参考価格 | ¥15,480〜(2025/09/01 09:43) | ¥28,880〜(2025/08/30 20:36) | 実売はリンク先で確認してください |
用途の違い
- 6〜14畳の寝室やワンルーム中心ならCore 300S。最小22 dBで静か、サイズも小さめ。
- 16〜20畳前後のLDKでも余裕が欲しいならCore 400S。8畳9分の清浄スピードと7.37 m³/分の風量が効きます。
- PM2.5の数値を本体で見たい、タイマーを1時間刻みで細かく組みたいならCore 400S。
- 置き場所の奥行をできるだけ節約したいならCore 300S(22 cm角)。
◎長所と△短所
Core 300S
- ◎ 22 dBの静音運転。就寝時に気になりにくい。
- ◎ 3.49 m³/分の風量で20畳(33 m²)までカバー。小〜中部屋に十分。
- ◎ 消費電力は3.3–15 W。省エネ寄り。
- △ 本体表示は色リングのみで数値はアプリ側。
- △ タイマーが2/4/6/8 hの固定。広い部屋ではやや力不足。
Core 400S
- ◎ 7.37 m³/分の風量と8畳9分の清浄スピード。広い空間に強い。
- ◎ 32畳(53 m²)まで対応し、余裕を持って使える。
- ◎ 本体にPM2.5数値表示と1–12 hのタイマー。運用が細かい。
- △ 本体が大きく重い(27.4×27.4×52 cm、5.0 kg)。
- △ 最大消費電力が24 W。最小騒音は24 dBで300Sよりわずかに大きい。
共通の特徴
両機種とも360°吸気の円筒構造、高性能フィルター、プラズマ機能、花粉モード、自動運転、スリープモードに対応します。AirSight Plusのレーザーセンサーで空気質を検知し、VeSyncアプリで遠隔操作やスケジュール設定が可能です。Wi-Fi連携と音声操作(Alexa/Google)に対応、保証は本体2年です。電源コードは約1.83 mです。
比較表
項目 | Core 300S | Core 400S |
---|---|---|
外観 | ![]() | ![]() |
発売年(日本) | 2021年頃 | 2022年11月 |
型番 | LAP-C301S-WJP | LAP-C401S-WJP |
適用床面積 | 20畳(33 m²) | 32畳(53 m²) |
清浄時間(8畳) | 13分 | 9分 |
風量(CADR目安) | 3.49 m³/分 | 7.37 m³/分 |
運転音 | 22–47 dB | 24–49 dB |
消費電力 | 3.3–15 W | 3–24 W |
サイズ | 22×22×36 cm | 27.4×27.4×52 cm |
重量 | 2.7 kg | 5.0 kg |
花粉モード | あり | あり |
プラズマ | あり | あり(濃度表記あり) |
PM2.5表示 | アプリで数値表示/本体は色リング | 本体にPM2.5数値表示 |
通信・アプリ | Wi-Fi、VeSync、Alexa/Google | Wi-Fi、VeSync、Alexa/Google |
タイマー | 2/4/6/8 h | 1–12 h(1時間刻み) |
電源 | AC 100 V、50/60 Hz | AC 100 V、50/60 Hz |
電源コード | 約1.83 m | 約1.83 m |
保証 | 本体2年 | 本体2年 |
参考価格 | ¥15,480〜(2025/09/01 09:43) | ¥28,880〜(2025/08/30 20:36) |
機能を比較
清浄スピードと風量
400Sは速くて強い、300Sは十分だけど控えめです。
数値は300Sが3.49 m³/min、400Sが7.37 m³/minでおよそ2倍の差があります。8畳の清浄時間は300Sが13分、400Sが9分です。短時間で空気を入れ替えたいシーンほど差が体感しやすいです。来客前や調理後などは400Sの加速が効きます。
一人暮らしの個室や寝室メインなら300Sで足ります。リビングやオープンな間取りなら400Sの方が余裕があります。
→ 速さと回転率を優先するなら400S、個室中心で省エネに使うなら300S。
適用畳数
対応面積は明確に差があります。
300Sは20畳(33 m²)、400Sは32畳(53 m²)までカバーします。面積に余裕があるモデルほど自動運転でも低速で回しやすく、音や電力を抑えやすいです。広めの部屋で「効いてる感じ」が出やすいのは400Sです。
10〜14畳が中心なら300Sで十分です。16畳以上をしっかり回したいなら400Sを選ぶと安心です。
→ 部屋が広いなら400S、標準的な個室なら300S。
静音性
最小騒音は300Sが少し有利です。
公称は300Sが22–47 dB、400Sが24–49 dBです。差はわずかですが就寝時の無音感やささやき音に近い領域では300Sが有利に感じやすいです。強運転時は400Sの方が音量が上がります。
寝室で常時スリープにしたい人は300Sが使いやすいです。日中はパワー優先で問題ないなら400Sでも気になりにくいでしょう。
→ 静けさを最優先なら300S、出力重視なら400S。
サイズと取り回し
300Sは小型軽量で置き場所に融通が利きます。
サイズと質量は300Sが22×22×36 cm・2.7 kg、400Sが27.4×27.4×52 cm・5.0 kgです。400Sは据え置き感が強く、移動や持ち回りは少し手間です。狭いワンルームやデスク横には300Sのフットプリントが収まりやすいです。
部屋間で持ち運ぶなら300Sが快適です。固定設置で存在感より性能を優先するなら400Sです。
→ 省スペースと軽さ重視なら300S、据え置き運用なら400S。
タイマーと運用の細かさ
400Sは時間設定が細かく組めます。
300Sは2/4/6/8 hの固定、400Sは1–12 hを1時間刻みで設定可能です。就寝・外出・帰宅に合わせた細かなスケジュールを作るなら400Sが便利です。
シンプル操作で十分なら300SでOKです。在宅時間が不規則なら400Sの細かいタイマーが活きます。
→ タイマーを細かく使うなら400S、操作を簡単に済ませたいなら300S。
表示と見える化
400Sは本体でPM2.5の数値が見られます。
300Sは本体リングの色で空気質を表示し、数値はアプリで確認します。400Sは本体にPM2.5数値表示があるため、その場で数値ベースの判断がしやすいです。家族にも説明しやすく、改善の実感が得やすいです。
スマホ常用なら300Sでも困りません。本体だけで完結させたいなら400Sが向いています。
→ 数値を本体で確認したいなら400S、アプリ中心運用なら300S。
どちらがおすすめ
- 10〜14畳の寝室・書斎中心で静かに使いたい → Core 300S(22 dB、22×22×36 cm)
- 16〜20畳のリビングやオープン空間でも余裕が欲しい → Core 400S(7.37 m³/分、8畳9分)
- タイマーをこまめに使う、PM2.5を数値で見たい → Core 400S(1–12 h、数値表示)
- 置き場所が限られる、持ち運んで使い回す → Core 300S(2.7 kg)
Core 300S
- Levoit
- 価格¥15,480(2025/09/01 09:43時点)
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Core 400S
- Levoit
- 価格¥28,880(2025/08/30 20:36時点)
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FAQ
Q1. フィルターの交換目安は?
使用環境で変わりますが、6〜12か月が目安です。フィルター点検表示が基準になります。
Q2. 花粉モードは両方ありますか?
はい、両機種とも搭載です。センサーと連動して自動的に風量を調整します。
Q3. プラズマ機能は同じですか?
どちらも搭載です。400Sは商品ページに濃度表記(15,000 個/cm³)があり、数値で確認できます。300Sは濃度の公称値は記載されていません。
仕様表
項目 | Core 300S | Core 400S |
---|---|---|
外観 | ![]() | ![]() |
発売年(日本) | 2021年頃 | 2022年11月 |
型番 | LAP-C301S-WJP | LAP-C401S-WJP |
適用床面積 | 20畳(33 m²) | 32畳(53 m²) |
清浄時間(8畳) | 13分 | 9分 |
風量(CADR目安) | 3.49 m³/分 | 7.37 m³/分 |
運転音 | 22–47 dB | 24–49 dB |
消費電力 | 3.3–15 W | 3–24 W |
サイズ | 22×22×36 cm | 27.4×27.4×52 cm |
重量 | 2.7 kg | 5.0 kg |
花粉モード | あり | あり |
プラズマ | あり | あり(濃度表記あり) |
表示 | 色リング+アプリ数値 | 本体PM2.5数値表示 |
通信・アプリ | Wi-Fi、VeSync、Alexa/Google | Wi-Fi、VeSync、Alexa/Google |
タイマー | 2/4/6/8 h | 1–12 h(1時間刻み) |
電源 | AC 100 V、50/60 Hz | AC 100 V、50/60 Hz |
電源コード | 約1.83 m | 約1.83 m |
保証 | 本体2年 | 本体2年 |
参考価格 | ¥15,480〜(2025/09/01 09:43) | ¥28,880〜(2025/08/30 20:36) |
まとめ
広さとスピードで選ぶならCore 400S、静かさと取り回しで選ぶならCore 300Sです。
- 10〜14畳中心ならCore 300S。
- 16〜20畳以上ならCore 400S。
- タイマーや数値表示を重視するならCore 400S。
参考文献
- Levoit Core 300S 製品ページ(日本)
https://vesync.jp/products/levoit-airpurifier-core-300s - Levoit Core 400S 製品ページ(日本)
https://vesync.jp/products/levoit-airpurifier-core-400s - Core 300S 取扱説明書(PDF)
https://cdn.shopify.com/s/files/1/0628/6435/9667/files/Levoit_Core_300S_user_manual.pdf - Core 400S 取扱説明書(PDF)
https://cdn.shopify.com/s/files/1/0628/6435/9667/files/Levoit_Core_400S_user_manual.pdf
Core 300S
- Levoit
- 価格¥15,480(2025/09/01 09:43時点)
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Core 400S
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- 価格¥28,880(2025/08/30 20:36時点)
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