文化服装学院通信講座、服装コースの学習報告1を提出しました。
文化式原型成人女子用実物大の見頃、袖を作図して提出するというものです。
指示されているように、通信講座の教材についてきた5 cm方眼のハトロン紙を使いました。
方眼紙だと、直角や並行が取りやすく、大きいものを作図するときに便利でした。でも方眼線の上に線が乗ると線がみにくくなるのは難点です。
それでも方眼紙のほうが便利そうですが、洋裁屋さんで売っている方眼付きハトロン紙はかなり高価だったので、これからも無地のハトロン紙を使うことになると思います…。
リモートスクーリングでは、ハトロン紙をきっちり半分に切って使うということでしたので、そうしてみました。しかし見頃の作図で、上下幅がギリギリになってしまいました。
工学的な考え方だと、方眼紙の余白には文字を書いてはいけないので、その分も開けるとさらにギリギリでした。(物理・化学系の人は普通に余白に文字を書くっぽいですが)
袖もかき終わったところで、G線が5 mmずれているのに気がついて書き直しました。他の基準となる部分がずれていると、書き直す量が多くて大変です。
袖の作図もしました。
ガラスメジャーでアームホール(AH)の長さを測るのが大変でした。測るごとに 1~2 mmほどずれます。マールサシでも精度は変わらないと思います。
AHの長さは、書き方によっても2~3 mmほどはズレそうです。リモートスクーリングでちらっと見えていた数値ともそれぐらいずれています。でも、合計のいせ分量比は 7.8%でスクーリングと同じになりました。いせ分量比は合計だけ書けば良いっぽいですね。
ただ、ここで2~3 mmずれても、左右対称になってれば気にしなくてもよいのではないかと思います。パターン修正でまたずれますし、パターンを写したり、チャコを引いたり、縫うときに1 mmはずれますし、布は伸び縮みしますし、肩の形状は2 mmずれてもそうわからないでしょう。
あと、漢字が衣偏になっていないのに気づいて直しました…。
作図を報告冊子と一緒に袋に入れて、郵便局に持っていって、第四種郵便で発送しました。25円でした。
報告1は作図だけなので、ご挨拶くらいの意味だと思います。
次は、スカートとパンツの実物製作なので、やることが一気に増えます。
- スカート・パンツの原型作図
- デザインを考えて、パターンを展開。
- パターンの修正をする
- デザイン画のかきかたを学ぶ
- テキスタイル用語を学ぶ
- 芯地の種類を学んで選ぶ
- 裏地の種類を学んで選ぶ
- 生地・糸・副材料をお店で買う
- ロックミシンの使い方を覚える
- 印付けの方法を学ぶ。チャコペーパー、チャコペン、チャコパー、きりじつけ、ヘラ、ルレットのどれを使うのがよいか。
- 裏地の裁断と付け方
- まち針でとめて、しつけ縫いをして、ミシンで縫う、アイロンという流れを覚える
- ベンツ、ファスナー、ベルト、ホックの部分縫いを学ぶ
などなど。
2ヶ月では終わらない気がしますががんばります。